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増田悦佐さんより〜「円安・インフレは亡国の政策」シリーズその3
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UPDATE 2016.04.25
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なぜ世界経済は景気刺激の効かない局面に入っているのか?
ケインジアン的な財政出動であろうが、マネタリスト的な金融緩和であろうが、あらゆる「景気刺激政策」は、世界経済が負っている傷を深めるだけであって、何ひとつプラスの効果はない状態になっている。もちろん、原則として政府や中央銀行はなるべく経済を市場のおもむくままに任せて介入を最小限にとどめることが望ましい。だが、現在の世界経済はそういう一般論だけでは済まされないほど、政府や中央銀行による介入の悪影響が大きな局面に陥っている。