HOME > 経済・税金 > 増田悦佐さんより〜「最大最強で最後の軍事帝国アメリカの落日」シリーズその3
増田悦佐さんより〜「最大最強で最後の軍事帝国アメリカの落日」シリーズその3
|
|
UPDATE 2016.03.10
|
中華帝国が繁栄したのは内向的だったときだけ
さて、前回までで「アメリカは強大になり過ぎた軍事力のために、戦うべき敵国を喪失して自滅する」という、今回のシリーズの大枠を説明してきた。世界中、国際政治経済を揺るがすに足る軍事力を保有している国で、正面切ってアメリカに正規軍同士の戦いを挑む国はあり得ない。これはもう、北朝鮮やイスラム国がどんなに声を励まして「受けて立ってやろうじゃないか」と言い張ったところで、自明のことだろう。