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増田悦佐さんより〜「中国資源浪費バブル崩壊後の世界」シリーズその3
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UPDATE 2015.09.07
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中国を震源地とする株価大暴落は、まだ始まったばかり
世の中には、自分たちのまちがいを認めるくらいなら、まったくのウソっぱちでもいいから当座しのぎの言いわけや気休めにすがりつこうとする人がいる。金融業界では、今年8月24日のことを、「第2の」あるいは「21世紀の」ブラックマンデーと、呼ぶようになっている。このブラックマンデーの再来が、中国政府金融当局と中国人民銀行の拙劣な「株価対策」によって惹き起こされたものであって、これさえなければ順風満帆だったはずなどという議論は、こうした言いわけ、気休めの典型だろう。