奥村眞吾先生より〜バミューダに設立した匿名組合で国敗ける
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UPDATE 2014.04.02
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イギリス領バミューダ諸島で節税のために設立した匿名組合つまり、リミテッド・パートナーシップ(LPS)をめぐっての判断が東京高裁であった。LPSは通常パススルー課税で、法人ではあるが、その収入、支出等すべてはその構成員がしたものとして、LPSそのものには何も帰属しなく、構成員が個人としてしたものであり、LPSは単なる隠れ蓑であるということである。ところが、このバミューダのLPSを税務署は法人とみなした、したがって、法人税申告書を提出しなかったとしてこのLPSに課税所得27億円、無申告加算税1億円を課したのである。