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増田悦佐さんより〜「景気は操作できると信じた人間たちの歴史」シリーズその6
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UPDATE 2013.11.08
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ことばの計量分析が暴き出す介入主義経済学の惨状
グーグルの開発したプログラムの中には、使いようでは短期間にすばらしい成果を出せるものもある。その典型が、Ngramという名前が付けられたことばの使用頻度を洗い出すプログラムだ。仕掛けは単純そのもので、1600年以降に出版された本でデジタル化が済んでいるものすべてという広大なユニバースの中から、特定のことばが全語数のうち何パーセント使われているかをはじき出すというだけのことだ。洗い出しの対象となることばは、もちろん単語には限らず、熟語、成句、慣用句と、ひとまとまりになるものならなんでもいい。