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増田悦佐さんより〜「日没する国々の落日に照り映える城壁なき文明」シリーズその3
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UPDATE 2013.07.05
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何度でも言う、アメリカ型労働市場にしてはいけない
いまだに、なんとか日本の安定した雇用慣行を、アメリカ型の企業にとっての解雇の自由を優先する労働市場に変えようとする連中が、政府や自民党の政策を牛耳っている。これが「いつでも、どんな身分の雇用者でもかんたんにクビを切れれば、企業にとってはそのほうが儲かる。だから、そうしよう」というなら、それなりに首尾一貫した主張だ。企業さえ儲かれば、勤労者の生活などどんなに苦しくなろうと知ったことではないという正直な態度だからだ。