ノートルダムのせむし男
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UPDATE 2013.06.13
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せむし男とは、小説「ノートルダムのせむし男」に出てくるパリのノートルダム大聖堂の醜い鐘つき男という登場人物だった。ところが彼がロンドンの街に突然現れた。内燃機関、石炭を燃やし機械を回す、機関車を走らせる19世紀のロンドンの空は今の北京、ムンバイに負けないほど酷い公害だった。余りの暗さに太陽光は届かず、ビタミンD不足からせむしになった人が出た。理由が分かるのは50年ほど前、カルシウム不足によるものだった。和歌山の紀ノ川、グアム島の半分地域にクル病といわれる似た病気が見つかる頃だった。