増田悦佐さんより〜「文明の壊れ方」シリーズその20
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UPDATE 2013.01.18
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レジーム・チェンジという危険な妄想と底の浅いプラグマティズムの怖さ
経済学者として一流とか第一人者とか言われている岩田規久男はさすがに、インフレ・デフレに関する一般論についてはかなりきちんとしたことを本に書いている。ただ、最近の時論的な著作では、とくに「デフレは貨幣現象か否か」について執拗に論じていることに奇異な印象を受ける。なぜ、デフレが貨幣現象であることにそこまでこだわるのかと言えば、岩田は「貨幣現象である限り、金融政策で解決できる問題だ」という信念を持っているからだ。