増田悦佐さんより〜「文明の壊れ方」シリーズその1(前半)
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UPDATE 2012.08.31
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軍事超大国アメリカは、貧富の格差拡大で自滅する(前半)
世界は今、1942年にカトリック2王家によるスペイン再征服(イスラム勢力の追い落し)が完了し、コロンブスがインドへの西回り航路発見のために船出して以来の激動期を迎えている。15世紀末の激動は、それまでユーラシア大陸の西端の狭い地域内で血みどろの殺し合いをくり返し、それでなくとも貧しい風土をさらに殺伐とさせていた西ヨーロッパが、世界中の富を略奪して超富裕地域に変身するという逆転劇だった。
今回の激動は、いったいどんな変化を世界各国にもたらすのだろうか。