時代の転換点を読む 2012年6月21日号
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UPDATE 2012.06.22
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著者:ボブ・ホイ
時代を象徴するコメント:
「時限爆弾とは何か? 国債を買えという圧力のことだ」
——2012年5月31日付CNBC放送の報道
「最高のお得意さま:オバマ政権下で、連邦準備制度(Fed)のアメリカ国債買い残は452%の激増となった」
——2012年6月8日のCNSニュース報道
政治も金融市場も腐敗の極に達している。2008年にバンク・オブ・アメリカは450億ドルの救済資金を必要としていた。この金額は大ざっぱに丸めた数字だろうと思っていたが、次のようなニュース報道に接すると、そうでもなかったのかなという疑惑が頭をもたげてくる。