奥村眞吾先生より〜アメリカも減税でもめる
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UPDATE 2011.12.05
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米議会は、年末に期限が切れる社会保障税(Social Security Tax)の減税延長問題で大モメの状態である。社会保障税とは給料相当分に対して課税されるもので、雇用主は支払う給料の原則6.2%を源泉徴収し、そしてその同額を雇用主が負担して、併せて納税するという仕組みで、日本の社会保険の徴収と極めて類似している。この従業員から徴収する6.2%の税率が、本年2%減税され4.2%になり、減税規模としては1,086億ドル(約8兆円)となった。