僕は何を待っているのだろう。今日は3時に起きた。日の出前の暗闇、静かに獲物を狙う動物のようにひっそりと身を隠し?ほら、1匹の鳥が鳴き始めた。薄紫に染まり、朝はその姿を見せ始める。鳥の合唱が始まる、遠くに銅鑼のようなカラスの声が。4時半にはビルに太陽の反射が薄く見え始める。梅雨の合間の夏日か。強い陽にも負けないこの季節の紫陽花。小学校に行く途中カタツムリを見つけては空から降る雨を見つめたものだ。外は鳥の合唱が終わりソロになる。声に自信ありの鳥が高らかと鳴き始める。久しぶりに日の出を待った。待つことか、静かな空間と時間の経過に何か落ち着く。