奥村眞吾先生より〜国民の権利濫用?
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UPDATE 2010.04.05
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金庫株というのをご存知だろうか。会社が自分の会社の株式を保有することである。その行為を自社株買いという。株主の方から見ると、株主の所有する株を、その株式の発行会社に売るということである。上場会社が自社株買いをすると、売却した株主は単に株式譲渡損益の計算をするだけである。700円で買った株を1000円で発行会社に売れば、株式譲渡益は300円というわけだ。ところが、非上場会社の場合はこのようにならない。「みなし配当」というややこしい問題が生じるのである。